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栃木県茂木町城山公園で曼珠沙華を楽しみたい

訪問日:2020年10月12日

今回ご紹介したい場所は茂木町にある城山公園です。そちらでは10月初旬に曼珠沙華が見どころとのことで、見つけたときから伺ってみたかった場所です。城山公園はもともと桔梗城というお城が立っていた跡地になっています。桔梗城は宇都宮氏の氏族であった茂木氏の居城でした。城跡の詳しい説明はこちらにおまかせして、周りも含めご紹介したいと思います。

城山公園の行き方

○公共交通機関

公共交通機関で向かう場合、宇都宮駅から茂木駅電車で向かうことは非常に大変です。宇都宮駅から電車で向かう場合には一度小山駅まで乗車します。その後小山駅から下館駅に向かい、真岡鐵道に乗換え茂木駅に向かう必要があります。この場合およそ3時間かかります。

バスで向かうのが圧倒的に便利です。JRバスが直接宇都宮駅西口から茂木駅ツインリンクもてぎに向かうものがあります。その場合1時間半ほどで到着します。ただし、公共交通機関で向かう場合には注意事項に留意していただいたほうが良いと考えます。後ほど紹介しますので、そちらを参考にしてください。

茂木駅へのバス時刻表:こちら

○自動車

自動車で向かう場合は非常に簡単です。69号線、123号線で茂木駅まで向かうだけです。その場合の時間は1時間程度となり、レンタカーや自家用車で向かうのが非常に楽です。道の駅もてぎに立ち寄ることも可能です。ただし、駐車場の問題がありますので、注意点を参考にしてください。

城山公園周辺のみどころ

○みどころその1 八雲神社

 

八雲神社はふみの森から歩いてすぐの場所になります。以前この神社にはお参りに伺ったことを思い出し、そのときのお礼をさせていただくことにしました。栃木周辺で、健康にご利益のある神様がおらず、こちらのお守りを買いに奔走したことを建物に入ってから思い出しました。八雲神社主祭神スサノオノミコトになります。

 

 

中は狭いように感じるのですが、右側に奥へと進む道があり、そちらにもお社があります。社務所も境内の右側に位置しております。この時期は麦穂を奉納する時期なのか、本堂左手に麦穂が並べられておりました。

 

 

社務所と本堂をつなぐ渡り廊下があり、この作りは少し珍しいと思います。通常は1階から続くものが多かったと思います。面白い形だなと思いました。奥に各神社の社があり、左手には水子様が祀られております。

八雲神社のHP:こちら

 

○みどころその2 たばこ神社

 

たばこ神社は城山公園のすぐ近くに位置しております。山頂付近に位置している神社になります。かつて茂木町ではたばこが栽培されていたそうで、そのときの名残だと考えます。たばこの葉が見られると思い知識欲から来たのですが、そういったものはどこにもありませんでした。非常に小さなお社になっています。

周囲に曼珠沙華が咲き乱れており、非常に幻想的な光景になっていました。

 

 

近くに日清日露戦争の忠霊塔というのがあり、かつての内閣総理大臣佐藤栄作氏が作成したとされています。茂木町から出兵された方の慰霊碑とのことで、偶然ではありましたが歴史探訪になりました。こうした現地に赴いた際に予期せぬ歴史の足跡にふれるというのは良いものですね。

○みどころその3 城山公園

 

城山公園はかつての桔梗城の跡地になります。そのため、城山公園の至るところに城としての跡が残されております。そうした形状や構造の跡地を眺めるのも非常に楽しいですし、周りの景色にも感動を覚えます。

 

三の丸周辺

駐車場から出てすぐの広場は三の丸周辺になります。広大な敷地の中にかつての城があったのでしょうか。非常に自然が溢れておりました。

 

城山公園:本丸

 

城山公園が本丸の跡地になります。本当に公園の遊具が設置されており、不思議な感覚になります。かつてここには城があったとはと不思議な気持ちがします。

 

 

しかしながら、周囲を散策すると物見櫓の跡地などがあり、本当にここは城だったのだと気付かされます。かつてとまるっきり同じではないでしょうが、似たような風景を見ると数百年前の人たちとつながっているのかと不思議な感覚です。

 

 

少し時期を逃してしまったようなのですが、曼珠沙華の花も咲き乱れておりました。真っ赤な大輪が非常に美しく、こんどは時期になった際にもう一度訪れてみたいと思います。わずか2週間程度ですが、時期を逃すと見られなくなるようです。

 

 

城の外れにある大きな物見櫓が厳しいです。ここまでの道すがらも曼珠沙華が咲き乱れており、非常に気持の良い場所です。

 

 

物見櫓の中に入ることができます。階段がかなり急ですので、手に持ったもの例えばカメラなどは一旦バックかリュックサックにしまったほうがいいです。紐をどこかに引っ掛けたり、レンズをぶつけたりなどが生じそうなぐらい急な階段です。

 

 

物見櫓から城下町を一望できます。こちらからかつての街の賑わいを当時の方が見ていたのだとしみじみ思います。

周辺グルメ

 

柏屋さんのバタどらを紹介します。柏屋さんはこの周辺の和菓子店の老舗のお店で、以前伺った際にも買わせていただきました。その際にも美味しかったので、再訪しました。

 

 

バタどらの味はというと普通のどらやきに比べて非常に生地が厚く仕上げられています。生地は若干硬めで、どちらかというとホットケーキに近い味わいです。バターとあんこのマッチングが非常に合います。生地、バター、あんこと3つ揃って非常に最高のハーモニーを奏でていました。小腹が空いた際にはこちらで休憩すると良いと思います。生大福なるものも取り扱っており、そちらは大福に生クリームといった邪悪な組み合わせになっています。

御朱印

八雲神社


直接手書きの御朱印です。たばこ神社の御朱印もこちらでいただくことができます。季節によって柄が変更されており、今回は収穫時期に合わせた稲穂とすずめの御朱印です。非常にかわいい御朱印です。

○たばこ神社

 

たばこ神社の御朱印曼珠沙華の花が押された非常にかわいい御朱印です。以前から欲しかったものでして、今回もらえて非常に満足です。たばこ神社という名前も変わっていて面白いですよね。

ワンポイントアドバイス

城山公園に向かう場合の注意事項はトイレと駐車場の問題です。城山公園そのものにはトイレも駐車場も完備されています。しかしながら、その城下町も散策したいとなった場合、ふみの森茂木に駐車し散策することをおすすめします。お手洗いをこちらでお借りするのも良いと考えます。城下町周辺にふみの森以外駐車できる場所がありません

また城山公園に向かうのは確かに徒歩で向かうことは可能なのですが、非常に険しい山頂に位置しています。そのため、城山公園へは自動車で向かうのが良いと考えます。自動車で向かう場合の注意点は道幅が非常に狭く険しいため、車のすれ違いが大変難しいです。運転に自信がない場合は、どなたか案内していただくかタクシーで向かったほうが良いと考えます。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。